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2011年10月29日 (土)

マスカレード・ホテル

Photo立て続けの読書、東野圭吾さん。
2011年9月10日発行、初出「小説すばる」2008年12月号~2010年9月号
MASUQUERQDE HOTEL 集英社

こちらは序盤からぐいぐいとのめりこんで読んでしまいました。
山岸尚美さんのホテルマン(womanでしょうが)としてのプロ意識の素晴らしさ、能勢刑事の謙虚さというか能ある鷹というか立ち位置の心得/我が道を行く的行動は見習いたいと思った。さらには優秀だけどちょっとスタンドプレー的な新田刑事、尚美さんの指導/付き合いの中で変わっていくさま。私も変わりたい!
尚美さんがホテルマンになるきっかけを含めて、藤木総支配人はボスとして理想的。先を読む論理性を含めて。ある意味では冷酷なのかな。おかげで終盤ではひょっとして犯人かと思っちゃったくらい(^_^;)

事件の全貌は暴露されるまで全く想像もつかなかったし、犯人は34節の最後になるまで全く分からなかった。残り31ページしかない(^_^;)
あまりに意外な犯人、これは分からないよ! いったん出てきたときはかなり怪しいと思ったけど肩すかしの連続だったのでこれもかと思ったし。

読み終わってしばらくして冷静に考えてちょっと突っ込むとすれば、そんな理由で○○さんを殺そうとまで思うかな? そこまでこった殺し方を考えるかな? 前の被害者をもっとちゃんと調べるべきだろうしそうすれば・・・・のはずだし、何よりあそこまで警戒しているのだから怪しいお客様は全部調べるはず。ま、でもそれらを読んでいるとこは感じさせない上手い展開。書き方、話の持って行き方。ミステリーとしては最高の「読者へのだまし方;フェイク」!でもだまされた感が気が付かない読んでいての快感というか!
やっぱりこの作家はすごい!! 元 日本電装の技術者というのも 好き!!

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