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2008年4月23日 (水)

放課後

Photo_20080422_1まだまだ続いております、東野圭吾さん

第31回江戸川乱歩賞受賞作『放課後』、1985年9月の発行。
東野圭吾さんのデビュー作品なので読んでみました。
“処女作に作家のすべてがある” という記述が『分身』の解説に載っていたので、ここは早めに読んでおかなきゃと思いまして。
でも『魔球』が、第30回江戸川乱歩賞で候補作に選ばれているので本当はこっちが処女作品かな? 発行は1988/7のようですが。こっちも早めに読まなきゃ!
でも1983年の『人形たちの家』が第29回江戸川乱歩賞第二次予選通過作で、本当の処女作品かな!? 未発表なので読みようがありませんが(-_-;)

で、『放課後』の感想。 【ネタバレ危険性30%

_20080420_2_2 読み終わって最初に出たのは、“え~!! それはないよ!!” の一言。第七章3節の最後の1行と最終節4節は無い方が私的にはすっきり読み終われたかな!?
でも、それが東野圭吾さんらしくて最近はこういうのも好きになってきた。
“長い放課後になりそうだ-そんなことを考えながら。”と締めくくっている最後の1行は結構素適。
江戸川乱歩賞の選考委員会の選評を読んでみると、この辺を難点としている人もいたようです。

第一章3節の後半、第一章5節の前半、第二章1節の中盤 事件の起きる前、本当に何気ない情景にとんでもない大事な事柄がちりばめられていました。読み返さないと絶対に分からない。東野圭吾さん流かな?? 完璧に脱帽!!
この辺では、キーワードとなる文字に『』を付けてくれたりもしている。“あの合同合宿”の“あの”の文字横に『』といった具合に。

第七章2節が始まっても私には真相も犯人も分からなかった。主人公である前島先生には完全に分かっている記述でしたが・・・・
密室のなぞも解けなかったし、まさか○○がだったとは! 
サポーターにそんな意味があったとは!? “という話”に『』が付いていたのに○○○○もノーマークだったし。

妻の前島裕美子さんを意味も無くズーッと疑っていましたが 大きく外れて、しかもあの大どんでん返し(笑) もう笑うしかありませんでした f^_^;

でも、合同合宿の食堂での“前島先生とケイのエピソード”は、妙にどきどきしてわくわくして、なんかこういうの好き!?

変なドロドロした人間関係はあまりなく とにかく、純粋に 推理小説として 大変面白かったです!!!!

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