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2008年2月13日 (水)

秘密

_20080204_4 『秘密』東野圭吾さんの小説で、1998年9月10日に文藝春秋より刊行。
1999年には第52回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞。
『秘密』は直木賞の候補作にも推薦されましたが、6度目の推薦作『容疑者Xの献身』で2005年第134回の直木賞受賞。

2_2そんなことはどうでも、とっても良い小説でした。先に映画を見てしまっていたので最後は分かっていたのですが、それでも涙で文字がにじんでしまいました(ちょっと恥ずかしい)。

Photo_2TBSが製作滝田洋二郎監督、小林薫さん・広末涼子さん主演によって映画化、1999年9月25日東宝系にて公開。といっても私は2001年1月27日にTBSで放送されたのを見たのですが。

_20080210_1 ブログを書くのに調べて驚きましたが、なんと私が古町で本を読んでいた時にTBS ch. で放送していたんですね!! 映画も見直したくなりレンタルDVD借りてもう一度改めて見てみました。
_20080212_2 サブタイトルがまた良くて「サヨナラは二度目の方がずっと切ない」。本当にそのとおりかなと思わせてくれます。というか切なすぎます。主演の2人はもちろんのこと、岸本加世子さん、石田ゆり子さんもなかなか良かったです。ちょっと笑えたのは医大教師役で原作者自ら1シーンですが映画に顔を出しているところ。台詞は棒読み感が・・・

主題歌も良かったですね。泣けてきました。1999/9/22『天使のため息』作詞作曲歌:竹内まりやサン,プロデュース・編曲:山下達郎さん
映画館で見るのが嫌いなのは、タイトルバックをゆっくり落ち着いて見ていられないから。ざわざわ出て行く人が多いので。「ゆっくり余韻に浸りながら画像と音楽と流れ行く文字を楽しむ!」これが好きなのでTV/DVDを1人でゆっくりと見ます。

_20080213_1「人はなぜ皆 失って始めて気づくの
 見えない糸で結ばれた 愛の重さに
 もう少しそばにいて 私を守って」

「天使のようなため息で 最後につぶやく
 再び会う為の 短いさよなら
 あなたにさよなら 忘れないでね」

この辺のフレーズが特にいいですね!

で、小説と映画、ストーリー的にも違いは多いのですが、夫々に良さがあるかなと。
杉田平介と直子の愛。戻ってきた藻奈美の意識と消え行く直子の意識。
最後に、最初のデート場所に。でも、この行為が究極の愛なのかな?
本当にこれでよかったのかな??

小説の方がより細かくて、面白みはあります。平介と直子以外のいろいろな人の愛、こういう愛もあるんだなと思わせてくれる点も小説の方が断然面白いです。

ポイントとなる部分、私のイメージと映画での演出描写にはちょっとずれもありますが、作者はどちらも言いたかったのかな? というか、それは夫々見る人読む人が捉え感じればいい事。 でも、・・・・・。

まだどちらもの人は小説から読まれることをお勧めします。映画を見てしまった人も小説を読み返すことをお勧めします。

「秘密」まさに奥深い。読み終える直前までこのタイトルの本当に意味が分からない、すばらしい小説です。

この辺↓の歌詞が映画より原作に合っているかなと感じさせてくれる。
「懐かしいあの歌が どこからか流れてく」
竹内さんは原作を読んでこの歌を作ったのでしょうか。
思い出のデートシーンは原作の方が良いですし、秘密がなんだったのか真相が分かるスチュウェーションも原作の方が良いかな!?

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コメント

この映画観ました!映画館まで行って(笑)でも最後にどんでん返しがあるんですよね。すごく切なくて、でもどうしようもできなくてweep
最後は涙が出ました。そういう選択がお互いの幸せだったのか。。。でも現実は親子に見えて実は夫婦なのだから、そのままでも苦しい選択であったのでしょうね。
本当に深くて考えることが多い映画でした。
小説は読んだことないので、さっそく読んでみますね!
竹内さんの歌詞もこの作品にぴったりです。

投稿: モンステラ | 2008年2月14日 (木) 02時35分

モンステラさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよ! 切な過ぎますよね!
私はあの決断をされた直子さんは本当に凄い人だと思いました。
でも、もっと他に方法は無かったのか、平介がもっと大人の愛で接することができたなら・・・・・
でも、やっぱりあれでよかったのかな!?
「これで良かったんだよな!」に深い意味を感じました!?

小説も読まれることを是非お勧めします。
藻奈美ちゃんが現れるきっかけのシーンも小説の方が重みがあるように思いました。
それに、なんと言ってもバスの運転手の家族愛がもっと奥深く描かれています。

ストーリーは知っていても、スキーのことを忘れて夜中まで読みふけってしまいましたくらいですから(笑)

投稿: 自転車こぞう | 2008年2月14日 (木) 19時11分

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