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2008年2月23日 (土)

青春のデスマスク

_20080217_6_20080221_03_2本来はタイトルとして『ゲームの名は誘拐』とすべきと思いましたが、オリジナルの『青春のデスマスク』にしました。本のタイトルとしては『ゲームの名は誘拐』の方がいいと思いますし売れるという観点ではその通りでしょう。でも、これを読んだら、特に読み返したら小説としては『青春のデスマスク』の方が良いタイトルだと思いました。

_20080221_01『ゲームの名は誘拐』2002.11/19発行, 東野圭吾さんの小説。
秘密容疑者Xの献身も良かったですが、こちらもなかなか。泣けるところはありませんが、読者をだますという点ではThe Sixth Senseに似ているというかある意味それ以上。21節のどんでん返しは、・・・・。止めときましょう。これは初めて読んだときに味わっていただかないと良さが半減。

Photo読み終わって、直ぐに読み返しました。「え、だっておかしいじゃないの?あそこでああだったはずじゃない??」でも、そんなことはありませんでした、つじつまはちゃんと合っていました。気が付かなかった、だまされただけ。佐久間駿介氏と同じく完全に。最後があんなふうに終わるとは予想もしていなかった。というか違う結末を予測していました。
東野圭吾さんはやっぱり凄い。

Photo Gainerで2000年10月号から21ヶ月に渡って連載。これで読んでいたら次の月が気になって気になってしょうがなかったであろうし、読み返すのが大変だったと思うと単行本になってから読んで本当に良かった(笑)

全部を知ってから読み返すのもまた違った面白さがあります。「なるほど、ああそうだったのね、ほうほう上手いね!」と感心しながら読むのもまたおつなもの。

6節の後半が実は深く「青春のデスマスク」のタイトルになっているのかな。また、9節の終盤の何気ない1文にかなり深い意味があるのが読み返すと分かる。凄いです!!

ただ、かなり緻密なはずの佐久間駿介氏なのだから「ここではこうしたのでは?」、「ここでこうはしなかったのでは?」おかしいよねとか、樹理チャンがあのタイミングではまだ・・・なのに「***を※※た」と言ったのはちょっと・・・・。葛城勝俊氏にしてもいろいろ突っ込みたくなるところはあるし、何より「容疑者Xの献身」と大きく違って犯罪者がこんなあやふやな形で終わるのはどうかとも思う。

でも、それらを全部差し引いてもこの小説は凄い。第一上記不満点は最後まで読み進まないと感じられません。そのくらい読者は完全にだまされます。また、感心することはネタバレするので書きたくても書けません。で已む無く不満点をひねり出して書いたともいえます。面白いの一言。

藤木直人さん,仲間由紀恵さん主演で映画化もされているようです。DVDでも借りてきて観たくなりました。でも、樹理チャンを仲間由紀恵さんが演じるの? イメージと違うんだけどな??

仲間由紀恵さんは「君といた未来のために-I'll be back-」(1999年1/16~3/20NTV(土)21:00~21:54)の幼稚園の先生「室井蒔さん」役以来のファン。

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コメント

こんばんは。
東野圭吾,読んでいらっしゃいますねー。
月刊誌の連載まで読んでいたとは…。

僕のほうは『探偵ガリレオ』が届いたまではいいのですが,現在,アフリカ関係の本を3冊くらい続けて読んでいるところで,そちらまで手が回りません(泣)。
でも,楽しみにはしているんです。

投稿: ほんだ | 2008年2月24日 (日) 20時58分

ほんだサン、こんばんは。
いえいえ、単行本化されてからしか読んでいません。書き方が下手ですみません(^_^;)

今日、DVD借りてきて観ちゃいました。これまた凄かったです。
小説から読まれることをお勧めいたしますが!

ps
相変わらず、自転車凄いですね!
私は、5月からにしておきます。冬の雨/強風には耐えられそうにないので(^_^;)

投稿: 自転車こぞう | 2008年2月24日 (日) 21時57分

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