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2008年2月24日 (日)

恋の吊り橋

Photo_51_4 東野圭吾さんの『ゲームの名は誘拐』を、藤木直人さん,仲間由紀恵さん主演で井坂聡監督が映画『g@me.』として映像化。

いや~! やられました。 そうきましたか!!!

_20080224_05_2前言撤回、「樹理ちゃんは仲間由紀恵さんがとっても上手く演じられておりました」。というか、「仲間由紀恵さんに合った樹理ちゃんに映画は変えていた」というべきか??

「ゲームの名は誘拐」≠「g@me. ゲーム
小説と映画は別物といいたくなるぐらい凄い映画です。
_20080224_07 別物はちょっと言いすぎですが、仲間由紀恵さんの演技と、小説とは違った最後の大どんでん返し、何より原作既読者へのフェイクがすばらしい。そしてそれが「私の最大の疑問点」を解決してくれた。最後の相次ぐ小どんでん返しは予想通りの展開でとってもほっとして、そして嬉しくなってしまいました。この展開が好き。

_20080224_08 小説は細かな点が緻密に描かれている点が凄かった、映画は2人の微妙な恋愛の進展が凄かった。というか、こういうの好き。
なので『恋の吊り橋』というタイトルにしてみました。これでは映画のタイトルとしては今一でしょうが、私的にはこのタイトル。
_20080224_09 映画も小説も今回は別物としてどっちも良い。ベクトルが違う。
う~ん、映画の方が好きかな。

でも、小説,映画どちらもまだな人は小説から先に読まれた方が絶対にいいと思います。理由は書き難いですが(^_^;)

映画のスタートは、「ほう、そう来ましたか」というか、「映像的には面白いというか、よくある手ですね!」ま、上手いな程度にあまく観てしましたが、とんでもない。またしてもやられてしまいました。今度は監督の井坂聡さん,脚本の尾崎将也さんに。いきなりのフェイクにまんまと!
Img_note_s5樹理ちゃんが縛られているシーンも、「小説をそう変えたのか」程度に思っていたら、えッ、エ~?、そんな~??、なるほどね!! とストーリー展開されていき、原作既読者ならではの楽しみ方も!

いろいろな理由(時間とか,映像化の問題とかetc.)で原作から微妙に変えている点や省略している点がありますが、ちょっと違和感があったのは「3億円の山分け?」。
Img_dir_2それは佐久間駿介氏らしくないと思いましたが、これが原作既読者への最大のフェイクのトリガー。小説に無かったコインロッカーのシーンに・・・・・。考えすぎかな??

細かな面白さは、やはり配役。やはり仲間由紀恵さんと言えばの生瀬勝久さんが出ているところや、今回も原作者が東野圭吾さん本人役で北陽のお二人との打合せ(佐久間駿介氏の後輩である湯口氏とのシーンの繋ぎ)で出ていたり、TRICK2の「妖術使いの森」で出てきた椎名桔平さんも出ている。遊び心も満載のエンターテイメント。

「会議室前からの台車運び」指紋を考えて手袋はとかは、と突っ込みたくなる点はありましたが、そんなのどうでも良くなるくらいここからの展開が私好みに・・・・・。
目隠し前の車の中からの会話とか、・・・・・。原作とはここいら辺から完全に別物語と言っていいと思います。おいおい状態(^_^;)

しいて言えば原作に無い部分残り40分からはちょっと緻密さに欠けて突っ込みたくなる点が何点か。でもDVD見返すとアングルが上手い、そうきたか! 上手いね! これが映画というか映像の良さなのね!! 突っ込みたくなる点は自分なりに物語を補間して全て納得することにしました。

ということで、本当に『恋の吊り橋』良かったです。タイトル違うって(^_^;)
でも、“恋の吊り橋”って、岐阜県にあるんですね! 映画には関係ありませんが、行ってみたくなってしまいました。
でも1人で自転車で行くところではなさそうなので止めときます(笑)

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